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メーガン妃「黒人であることを学ぶべきだった」その意味を考察!

またもや色々と記事が出てきているヘンリー王子とメーガン妃。

イギリスでの住居だった
フラッグモアコテージからようやく退去し、
改修費(日本円にして約4億円)を支払ったり、
Netflixからまだ契約破棄されてはいないものの、
最後通告を言い渡されたとかね…。

話題に事欠かない夫婦ですよね。

今回は
『英国の黒人人権活動家、メーガン妃に苦言「彼女は黒人であることを学ぶべきだった」』
という記事を読んで
私が感じたことや、改めて考えさせられたことについてです。

(英語での記事を読みたい人、その発言部分の動画を見たい人は、こっちね!)

メーガンは黒人?

知っている人も多いかとは思いますが、
メーガン・マークルは白人と黒人との間の混血です。

父親はオランダ・アイルランド系アメリカ人の白人
母親はアフリカン・アメリカンの黒人です。

彼女がわずか2歳のときに両親は別居。
でも彼女が9歳になるまでは、
両親が協力して子育てに関わっていたそう。

それ以降は母親が親権を持って育てたようです。

Meghan and her mother
(画像参照元:Netflix

メーガン自身の人種自認は「混血」で、
生い立ちなどについて質問されると
「半分白人で、半分黒人」と答えるのが常だそうです。

そう聞くと、
両方の人種の認識がちゃんとあるんだね」って思うでしょ?

でも、どうやら違うようなんですよね。

だからこそ、今回の黒人人権活動家の発言に繋がるわけなんです。

「黒人であることを学ぶべきだった」と言われるわけ

それは、メーガン本人に「自分は黒人なんだ」という実感が恐らくない(なかった)から。

  • 黒人の母親に育てられたが、育ったのは全米でも最も裕福な黒人居住地域の1つ(View Park−Windsor Hill
  • 学校は私立校で、友達は白人ばかり
  • 大学では白人の同好会に所属
  • 歴代の彼氏も白人ばかり

お金に不自由のない白人の暮らしをしていたようです。

彼女自身の肌も
黒人との混血の割には黒くないですよね。
(ま、母親の肌がそこまで黒いわけじゃないからね。)

だからか、白人と間違えられることが多かったらしいです。

私はNetflixのドキュメンタリー見てないので知らないんですが、母娘共々その事実をさも重要な情報であるかのように強調していたとか。
なぜでしょうか…?

Meghan and her mother
(画像参照:Getty Images)

「ヘンリー王子と婚約するまで、黒人女性としてはおろか、有色人種の女性として扱われたことすらなかった
という発言をしているメーガン。

アメリカで生まれ育って?
本当??

ってことは、白人女性として扱われてきたし、
自分もそれが当然だと思って生きてきたってことかしら?

育った環境を考慮すると、そういうものなのかな~。

でも、その発言を聞いた
黒人の血を引く人たちは、
全然真に受けてはいないようですね。

35歳まで差別を受けずにいたなんて、あり得ない!
ということらしいです。

実際、母親と一緒にいたときに、
母親が黒人差別用語を投げかけられるのを何度か目撃していたとか。
でも、自分には関係ないと捉えていたようなんですよね…。

そういう目に合うのは
自分の母親や他の黒人であって、
自分ではない

だって、自分は白人に間違えられるから。

「半分白人、半分黒人です」って言う人がよ?

だから、「黒人であることを学ぶべきだった」って苦言されるんですね。

イギリス王室での「人種差別」

ヘンリー王子夫妻に第一子の長男アーチーが生まれる前。

生まれてくる子供の肌の色を危惧する発言があったと、夫妻が公にしましたよね。

私はその記事を読んだとき、
「それって人種差別になるんだろうか…?」
って思ったんです。

だって、普通じゃない?
両親のどっちに似るか、想像しますよね?

同じ人種同士でもそうなんだから、
混血児が生まれてくるなら尚更でしょう!

目の色や髪の色は何色になるかな?
髪質はどんな感じかな?
目鼻立ちはどっちに似るかな?

肌の色だって、日本人同士でも差があったりするんだし。
「どんな肌色になるかな?」
なんて会話が交わされていても、
全然不思議じゃないと思うんですけど。

このブログ記事を書くきっかけになった
サー・トレバー・フィリップスも言ってますし。

フィリップス曰く「それはどの黒人家族でもあることだ。赤ちゃんが生まれるときにはそう推測する」。白人の家庭でこれから生まれる赤ちゃんの髪や目の色について話題にするのと同じだと話す。

(引用元:『英国の黒人人権活動家、メーガン妃に苦言「彼女は黒人であることを学ぶべきだった」』

今回の記事を書くにあたって、
思い返して再考してみたんですけどね。

メーガンが過剰に反応して
「人種差別だ!」と受け取ったのは、
自分が「白人」として生きてきたからじゃないかな?って。

だから、肌の色に関して話されるのを聞いて、
普段距離を置いていた黒人の部分
突きつけられた感じがしたんじゃないでしょうか?

私の推測でしかないですけどね。

でも、もしそうだったとしたら、
黒人を人種差別していたのはメーガンの方ですよね。

黒人であるということ

「黒人である」とは、どういうことなのか?
ネットでちょっと調べてみました。

育った環境によっても全く違うはずなので、
一概には言えないということをご理解くださいね。

一例としての意見を見つけたので、
引用してご紹介します。
(英文です。)

Growing up black is complex, in a way that you won’t ever fully understand unless you’ve gone through it yourself. It’s feeling all the eyes in your fifth-grade classroom gravitate towards you when it’s time to discuss slavery. It’s your parents telling you to drive safely, aware that if you get pulled over it may be the last time they ever see you. It’s hearing your non-black friends say that word (yes, you know the word), and not having the confidence to say anything. It’s watching the news and seeing another cop receive a temporary suspension for killing a kid that looks just like you. It’s working twice as hard to get half as far, whether it be professionally or socially. Being black isn’t always pretty, and it comes with struggles we have to learn from and adapt to

(引用元:The Globe “What Does It Mean To Be Black?” Written by Kendra Summers)

  • 学校で奴隷制度について習うとき、クラス中の視線を感じる
  • 親が安全運転するように言うのは、警察に停められたら会えるのはこれが最後になるかもしれないから
  • 自分と同じような子供を殺した警察官が謹慎処分を受けるニュースをテレビで見る

黒人であるということは、
当事者でないとわからないような苦労を伴うということなんですね…。

前述のフィリップス氏が
黒人のリアルな状況を妃は知らないと指摘」するはずですよね。

最後に

「メーガン妃が黒人であることを学ぶべきだった」という記事の考察をお送りしました。
いかがでしたか?

「これに関してもうちょっと読んでみたい!」
というあなた!
別の英語の記事のリンクを貼っておきますね。

とても読み応えのある面白い記事でした。
ここからどうぞ。)

 

では~!