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ソフィー妃はメーガン妃と対等?爵位とカーテシーについて解説!

エリザベス女王の末っ子で、
現国王チャールズ3世の弟であるエドワード王子
彼が結婚したとき、
女王からウェセックス伯爵位を与えられていました。

そしてこの度59歳の誕生日に、
フィリップ王配が保持していた
エディンバラ公爵という爵位をチャールズ国王から授かりました。

それに伴い、エドワード王子の妻のソフィー妃
ウェセックス伯爵夫人からエディンバラ公爵夫人へ。

そこまでは、まだ何とかわかる。
新しい爵位が与えられて、肩書が変わるのはまだついていける。
昇格みたいなものでしょ?
でも、爵位の種類って?順位って?
男爵が下の位なのは知ってるけど、それ以外は曖昧です。

エドワード王子がエディンバラ公爵になるのに伴い、妻のソフィー妃はエディンバラ公爵夫人になる。
ソフィー妃はこのことに安堵しているという。
妃の関係者が新聞「デイリーメール」に語っている。
理由はメーガン妃に従う必要がなくなるから。
これまでメーガン妃は公爵夫人、ソフィー妃は伯爵夫人だったためメーガン妃の方が上位だった
友人曰く「これでもうメーガン妃にカーテシーをする必要がなくなるのでソフィー妃はほっとしている」。
さらに「王室の義務を離れただけでなく過去3年間、ソフィー妃が一生懸命支えてきたものを批判する人物にお辞儀をしなくていい」とも。

引用元:ソフィー妃、エディンバラ公爵夫人になってひと安心? メーガン妃との確執を友人が証言」(ELLE girl)

上記の記事のマーカーを引いた部分を読んで、
よくわからなかった人は多いのでは?

私は混乱しました!

同じように思った人の助けになるように、
色々と調べてみました。

ソフィー妃とメーガン妃は対等になった?

答えは、YESNO
「何だそりゃ!」って思うでしょ?
私も同感です。

YESなのは、
2人の爵位が「公爵夫人」だから。

以前のソフィー妃の爵位は、ウェセックス伯爵夫人でした。
伯爵はイギリス王族の爵位の中で上から3番目
対する公爵は最上位です。
そのため、以前はソフィー妃の方が格下でした。

エドワード王子がエディンバラ公爵になったことで
ソフィー妃も公爵夫人になったので、
爵位の上ではメーガン妃と対等と言えます。

じゃあ、何でNOでもあるのか

それは、王位継承順位が関わってくるからです。

メーガン妃の夫であるヘンリー王子の
現時点での王位継承順位は、5位。
対するエドワード王子はどうかというと、13位です。
配偶者の位は、それに影響されるということですね。

なので、ソフィー妃の爵位は上がったけれど、
メーガン妃の方が格上ということになります。
Sophie, Duchess of Edinburgh and Meghan, Duchess of Sussex
(出典:Samir Hussein/Getty Images)

ヘンリー王子夫妻が王室から離脱したことで、
エドワード王子とソフィー妃の公務の負担が増えたのにね…。
王室にとっての2人の存在感と重要性が増したのにね。
でも、だからこそ、今回の爵位には意味があるようです。
(フィリップ王配が存命の頃からの望みだったそうですし。)

そもそも爵位って?種類と順位を解説!

イギリス王室の爵位は一般的には5つあります。

  1. 公爵(Duke)

    一定の社会的権威があり、多くの場合、貴族社会の中心的存在として尊敬される立場。
    この爵位は、複数の領地や特別な称号などの特権を含む。
    また、公爵位は世襲制であり、公爵の死後、その子孫に受け継がれる。
  2. 侯爵(Marquess)

     

    伝統的に領地を所有していた地主階級の出身者が授与されることが多かったため、「地主の中の地主」とも呼ばれる。
    地位や名誉を示す称号としての役割の方が大きく、公爵のように実際に財産や領地を所有しているわけではない。
  3. 伯爵(Earl)

     

    伯爵位には、複数の領地や称号などの特権が含まれており、爵位は世襲制であることが多い。
    侯爵に比べると一般的な爵位で、現在のイギリスには多くの伯爵が存在する。
  4. 子爵(Viscount)

     

    爵位は通常、世襲制であることが多い。
    子爵位には、複数の領地や称号などの特権が含まれる。
    伯爵、侯爵、公爵に比べて規模は小さいものの、一般的な貴族の中では高い地位にある。
    子爵は、英国王室の中でも重要な爵位で、現在の王位継承順位表においても子爵が複数名含まれている。
  5. 男爵(Baron)

     

    爵位は通常、世襲制であることが多い。
    複数の領地や称号などの特権が含まれる。
    貴族の中でも比較的地位が低いものの、爵位によっては地位や権限が大きく異なる。

下に行くほど位が下がるのに従って、爵位を持つ人の数も多くなります。

余談ですが、漫画や小説でも
貴族の爵位が出てくる話は多いですよね~。
この爵位の順位関係が
何となくでも頭に入っていると、
そういう話をもっと楽しめるようになりそうです。

王室メンバー間のカーテシーのルールって?

ちょっと繰り返しになりますが、
ここでもう一度引用元の記事の一部をチェック!

友人曰く「これでもうメーガン妃にカーテシーをする必要がなくなるのでソフィー妃はほっとしている」。
さらに「王室の義務を離れただけでなく過去3年間、ソフィー妃が一生懸命支えてきたものを批判する人物にお辞儀をしなくていい」とも。

引用元:ソフィー妃、エディンバラ公爵夫人になってひと安心? メーガン妃との確執を友人が証言」(ELLE girl)

カーテシー
あまり聞き慣れない言葉ですよね。
英語ではcurtsy(またはcurtsey)。
要するに、社交上の礼儀作法のことですが、
主に王室メンバーに面会する場合の挨拶方法のことを指します。

カーテシーをする王室メンバー画像
(出典:ADRIAN DENNIS//Getty Images)

写真のように、
男性と女性ではお辞儀の仕方が違います。
男性は、首を曲げて頭部のみの礼。
女性は片足を斜め後ろに引き、
もう片方の膝を軽く曲げて、背筋は伸ばしたままお辞儀をします。

イギリス王室のHPには、カーテシーの仕方が書いてあります。

以外だったのは、

There are no obligatory codes of behavior when meeting The Queen or a member of the Royal Family, but many people wish to observe the traditional forms.

と書いてあったこと!
女王や王室関係者に会うときの行動規範は義務付けられていないが、伝統的な形式を守りたいという人は少なくない」

てっきり、絶対にしなくてはいけないことなんだと思ってました。

このルールでいくと、前述の
「ソフィー妃がメーガン妃にお辞儀をする義務」は、そもそもないことになりますね。

でも実のところ、決まりはないと言いながら、
本当のところはあるそうですよ!
ややこしい!

カーテシーをするのは、
君主にその日初めて会うときと、お別れするとき

君主以外の王室メンバー間同士の場合、
誰が誰にすべきかは王室メンバーのランクや
配偶者と一緒にいるかいないかで変わるとか。

例えば、キャサリン妃やメーガン妃。
彼女たちは生粋の王女ではなく、婚姻によって
王室メンバー入りしましたよね。
王位継承順位もありませんし。

なので、彼女たちは生粋の王女たちに
カーテシーすることを求められたそうです。
生粋の王女というと、エリザベス女王の長女のアン王女。
あとは、ベアトリス王女、ユージェニー王女などがそう。

でも、
キャサリン妃やメーガン妃が
彼女たちの夫と一緒の場合は、
生粋の王女たちの方がカーテシーする側になるんですって!

王子たちの方が王位継承順位が上だから

王室メンバーになるって、大変ですね…。

ソフィー妃、メーガン妃画像
ソフィー妃もメーガン妃も
婚姻によって王室入りしたので、
立場は同じ。
公爵夫人という爵位も同じ。

ただ、配偶者の王位継承順位に差があるので、
ヘンリー王子夫妻が揃っていれば、やはり
ソフィー妃の方がカーテシーしなくてはいけない
そういうことになりますよね。
義務ではないらしいですけどね。

私の理解で合っていれば、逆の場合もあるわけで。
エドワード王子夫妻とメーガン妃のみの場合は、
メーガン妃の方がカーテシーする側ですよね?
合ってますかー?
もし間違ってたら、教えてください!