遠野なぎこさん。
ついこの間、3度目の結婚のニュースが報道されたばかりでした。
2週間後に早くも離婚するという
「超スピード離婚」の知らせに驚きました。
でも、私のように驚いた人と、
「あ、やっぱりね」と思った人に分かれるようですね。
というのも、遠野なぎこさんは、
「交際期間から結婚まで」
「結婚から離婚まで」
これらの期間が短いことで知られているようだから。
2009年の1回目の結婚は、交際半年でゴールイン。
そこからわずか72日で離婚。
2014年の2回目は交際3カ月で結婚し、55日で離婚。
3回目となる今回は交際1カ月半で、14日間で離婚となりました。
(出典:所属事務所キャストパワー公式プロフィール)
うーん。
結婚までの交際期間も
離婚するまでの期間も、
両方どんどん短くなってますね…。
ちなみに、
一度目の結婚相手は一般人男性。
二度目は元プロボクサーのバー経営者。
三度目は「少しだけ年上の会社員」。
相手は全て一般人男性です。
遠野なぎこがスピード離婚する理由は?
本人が離婚の理由を明かされていないので、
推測するしかありません。
出会いはマッチングアプリ、
交際期間は1ヶ月半と短い。
そうなると、一緒に暮らしていくのが合わなかった?
まず思いつきそうなことですが、これは違うよう。
というのも、「同居はしない」ということだったから。
遠野さん曰く、
「私が人と暮らすことが得意ではないので、まあ様子を見ながら」
相手の方は「すごく控えめな方」らしいです。
遠野さんよりも少し年上で、すごく控えめな男性。
初婚でしょうか…?
プロポーズもサプライズで指輪を渡されたとか。
結婚へのアクションを起こしたのは、男性側です。
同居しないまま結婚生活を送るのは、
色々と複雑な問題を抱える遠野さんにとっては理想的だったはず。
結婚したのに一緒に暮らせないのが嫌で、
男性側から離婚を切り出されたのかなーと推測してます。
離婚になるのは、
既に2回の経験のある遠野さんには
想定内のことだったはず。
私はバツイチなのですが、
初婚のときと再婚では結婚観が全く違いました。
初婚時は「離婚」なんて文字すら頭に浮かばず。
「結婚」が一つのゴールで、
「これから末永く幸せに暮らしていくんだ」なんて、頭の中がお花畑だった部分がありました。
それが再婚時になると、
離婚の可能性があることは重々承知の上という、「離婚への覚悟」みたいなものがありました。
2015年5月30日放送の
「くりぃむしちゅーのヒューマンルーレット」。
遠野さん出演時の記事を読むと、彼女の結婚観が見えてきます。
短かった結婚生活について尋ねられ、
「2回とも楽しいのは初日だけだった。皆からおめでとうと言われて舞い上がるけど、2日目からは現実になる」
と、驚きの事実を明かしたそう。
また、
「自分には結婚は向いていない」
「結婚したいとは思わないけど、3回も4回もすると思う」
そう話していたそうです。
結婚願望はないのに何度も結婚する原因は、生い立ちからくる恋愛依存症?
遠野さんの母親は、いわゆる毒親。
彼女は幼少期から親による虐待(児童虐待)を受けて育ちました。
親の希望で子役として芸能界での仕事を始めた遠野さん。
母親に
「吐いたら太らないから吐け」
と言われて育つなど、異常な環境で虐待にあっていたそう。
そういう過去があり、
今も心身ともに沢山の問題を抱えているそうです。
遠野さんが母親との生活に限界を感じ、
一人暮らしを始めると、恋愛に溺れていったのだとか。
母親に愛されずに育った穴埋めを、
恋愛で満たそうとしたのですね。
「君がいないと生きていけない」
こんなことを言う男にすがられると、
「自分は誰かに必要とされている!」
と安心することができたそうです。
何だか、アダルトチルドレンの匂いがします。
遠野なぎこはアダルトチルドレン
「アダルトチルドレン」。
聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
元々は、アメリカで生まれた言葉で、
「アルコール依存症の家庭で育って成人した人」のこと。
現在では、「機能不全家庭で育った人」も指すようになったそうです。
機能不全家庭とは、親が親としての務めを果たさず、子どもに安全な場所を提供できなかった家庭のこと。
ウィキペディアでは、以下のように記述があります。
アダルトチルドレンという言葉は、機能不全家族で育ち、明らかな親の虐待、身体的暴力を受けて育った人も指すようになり、そうした人々は共依存・嗜虐の傾向があり、アルコールや薬物などの物質嗜虐、ギャンブルやワーカホリックなどの過程嗜虐、男女関係や親子関係などの関係嗜虐に苦しむ可能性があると考えられるようになった。
遠野さんの場合は、
関係嗜癖=恋愛依存症なのでしょう。
遠野さんは、父親が20歳、母親が高校生の頃にできた子供らしいです。
父親は仕事が続かず、
母親は育児放棄して実家に帰っていたとか…。
子役としてオーディションで役を勝ち取り、
収入が不安定な父親の代わりにお金を稼ぎ、
家事や子育てをしない母親の代わりに
弟や妹の世話をしていた遠野さん。
(ちなみに、この頃の母親は、子育てや家事の代わりに恋愛をしていたそうです…。)
頼りにされることが嬉しかったそうですが、
「頼りにされることで必要とされている」と
感じられたからでしょうね。
最後に
アダルトチルドレンは育っていく過程で
自己を消失させられることが多く、常に空虚感を感じているのだそう。
だから、そのぽっかり空いた穴を
他のモノや人で埋めようとする。
そうやって起こるのが依存症だそうです。
(注:依存症は、「良くないとわかっていても、やめたくてもやめられない状態になること」。)
だから、過去には「7股交際」発言などもあったし、
1回目の結婚では、
「他の男性と遊びに行けない苛立ちを当時の夫にぶつけていた」
なんてことがあったわけですよね。
前述のとおり、遠野さんは
「結婚したいとは思わないけど、3回も4回もすると思う」と述べています。
実際、これが3回目の結婚で離婚となりました。
結婚願望がないのに結婚する。
それは、「相手が結婚したがったから」。
「多分離婚すると思うけど、相手が結婚したがったから、単純に結婚した」
遠野さんも、そう思ったのではないかと想像します。
結婚しようと言ってくれる
↓
愛されている!
必要とされている!
↓
離婚するだろうけど、結婚する
結婚発表後、
カメラに向かって夫へのメッセージを求められたときのこと。
「これからもなるべく離婚しないように一緒にいましょう」
と言った遠野さん。
離婚の可能性は大いにあるけど、
少しでも長続きするようにしたいという気持ちはあったのだと感じました。
彼女の生活のリズムをなるべく崩さず、
恋人関係の延長のような感じで
オープンな別居婚ができたなら、
彼女の結婚生活はもう少し長く続いたのでは?
そんな印象を持ちます。
色々と調べてみて思ったのは、
「本能のままに自由奔放に生きているように見えるけど、そんなに単純じゃないんだな」
ということ。
難しい問題ですよね…。