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毎日暑いですね~!
こう暑いと、汗もいっぱいかくし、
着替えや洗濯の頻度が増えるかと思います。
あなたは、今の洗濯物の仕上がりに満足していますか?
「ちゃんと洗っているのに、何かまだ汚れている気がする」
「匂いが落ちない」
「新品の頃に比べてくすんできた。買い替え?」
こんな悩みがあったら、ちょっと読んでいってください。
この記事では、
私が知って良かったと心底思う「正しい洗濯術」と
その方法を知るきっかけになった本についてご紹介します。
正しい洗濯術についての本
洗濯術を知ることになった本とは、これ!
日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術 [ 洗濯ブラザーズ ] 価格:1,540円 |
『日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術』洗濯ブラザーズ著
洗濯ブラザーズとは、
茂木貴史、茂木康之、今井良の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季、シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。
公式サイト 洗濯ブラザーズ
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洗濯ブラザーズのインスタグラムは
クリーニング店とは思えないお洒落な写真が多めです。
私がこの本を読んだのは去年の6月初旬。
黄ばまない、匂わない、服が長持ちする正しい洗い方について詳しく説明された本は、目からウロコでした。
匂いの元になる菌の名前など、初めて知ることが沢山!
それと同時に、
以前の10年強の海外生活の中で気づいたこと
(部屋干しすると服が長持ちするとか)も書いてありました。
読み終えた後、すぐに母にも勧めました。
洗濯する人は知っていた方が断然良い知識だと思うから。
(私の中で、知って良かった知識のベスト3の上位をムカデの解毒方法と争うくらい。笑)
母の目からもウロコが落ちたようで、
読んだその日から早速実践していました。
正しい洗濯術ってどうやるの?
黄ばまない、匂わない、服が長持ちする正しい洗い方。
それって、どうやるの?
本によれば、縦型全自動洗濯機、ドラム式洗濯機の両方で使える方法ですが、縦型全自動洗濯機の方がやりやすいのではないかと思います。
日本の水は軟質で、もともと洗浄力が硬質よりもあるのだそう。
だから、硬質の水が多いヨーロッパでは叩きつけて洗うドラム式が主流で、日本では水の力で洗う縦型の方が理にかなっているとか。
本を読むまで考えてみたこともなかった!
ドラム式洗濯機の方がお洒落に見えるから
欲しいけど予算の関係で諦めてた人!
引け目を感じる必要は全くないよ!!
正しい洗い方の手順を紹介!
気になる手順を紹介しますね。
- 汚れのひどいところ、気になるところにプレウォッシュ液を吹きかける。できれば10~15分放置。
(プレウォッシュ液 = 液体洗剤と水を1:1でスプレー容器に入れて混ぜたもの。) - 洗濯槽に水を溜める
(この際、全自動洗濯機が勧めてくる水量は無視してOK! 洗濯槽の大きさと洗濯物の量にもよるけど、最上位の水位か、その1つ下の水位になるよう設定。) - 洗剤を水の中へ投入
(洗剤投入口ではなく、直接溜めた水の中へ入れるのがポイント!洗剤の量は、洗濯物の量を目安にする。多すぎるのはNG!) - 水と洗剤をかき混ぜる
(洗濯機のボタンを押して、少し撹拌させる。目安は少し泡立つくらいでOK。ブクブク泡だらけになるようなら洗剤の量が多すぎ。) - 洗濯物を入れる
(入れ過ぎ厳禁!目安は、洗濯物を入れた洗濯槽にこぶしを入れて、手首まで入る程度の余裕があるか。)
*ドラム式洗濯機の場合の量の目安は、窓の半分以下。 - 洗濯が終わったら、なるべく早く干す
(干すまでの時間&乾くまでの時間が長くなればなるほど、菌が増殖する。すぐに干し、少しでも早く乾くように工夫する。)
注意点
上の手順を見るとわかるとおり、
この洗濯方法は至ってシンプルです。
何も難しいことはありません。
が、注意点が1つ!
それは、
「水位設定をして水を溜め始めたら、途中で一時停止するのを忘れない」
ということ。
うっかりしていて、洗いの工程が終わってロックがかかっていたことは、一度や二度じゃありません…。
水も電気も勿体ない…!
設定した水位まで水を溜めたら
一時停止してくれる機能があったらなぁ。
ない機能を求めても仕方ないので、
水を溜め始めたら忘れずにタイマーをかけておきましょう!
効果は?
実際にやってみて実感した効果は以下のとおりです。
- 汚れが良く落ちた
(白物は新品のような白さが戻り、色物はくすみが晴れて明るくなった!) - 洗濯物の質感が変わった
(ゴワつきがちだったタオルは柔らかくなった。柔軟剤使ってないのに!) - 匂いも良く落ちた
- 思ったほど水道代と電気代に影響はなかった
実践する前は、正直そこまで期待していませんでした。
「効果が目に見えるとしたら、何回か洗濯してからだろうな~」って。
まさか、1回でわかるくらい効果があるなんて!!
特に白物に感じる効果は顕著で、
毎回感動しています(笑)。
だって、ある程度古くて白さが濁っていたものも、きれいな白に洗い上がるんだもん!
特に白Tなどは黄ばみがちで、
それは仕方のないことだと思っていたのは私だけじゃないはず。
ちゃんとした洗い方を知らなかっただけだったよ…!
この方法なら、夏の間中
きれいな白さを保ちながら着られます。
また、衣替えするときにも絶大な効果を発揮!
「翌年出したら、黄ばんでた!」なんてガッカリとおさらばするのも可能です。
人によっては、白Tは毎年買い替えるのが当然になっているのでは?
正しく洗えば、毎年買い替える必要もなくなりますよ。
他に書き加えたいこととしては、
手順をきっちり守らなくても、汚れ落ちは良かったということ。
私の場合、タイマー設定しても
指定した水位まで溜まるまで待てないことがほとんど。
なので、ほぼ毎回
水位の半分くらいで洗剤投入→撹拌→洗濯物投入→洗濯スタートしちゃいます。
(プレウォッシュ液は、汚れ具合で使ったり使わなかったり。)
それでもちゃんときれいになるし、くすみも晴れます!
本を読む前から実践していて感じたこと
例えば、以下のことは
海外生活中に習慣になっていました。
- 部屋干しする
- シワになりやすい服は脱水時間を短めにして干し、アイロンがけ不要にする
海外だと、外には気楽に干せないことの方が多いと思います。
理由は様々ですけどね。
(景観上の問題だったり、変わりやすい天候だったり、緊急時の通路確保の為に物を置いてはいけなかったり…。)
だから乾燥機が備え付けになっていたり、
部屋干し用のグッズが充実しています。
私は海外生活中からの習慣で
夜に洗濯機を回して部屋干しすることがほとんど。
朝にはほぼ全部乾いています。
(さすがに梅雨と真冬は厳しいですが…。)
元々は早朝出勤の仕事柄、朝から洗濯する時間がなかったので始めた夜の洗濯&部屋干し。
シワになりやすい服を最小限の脱水で取り出して干すのも、たった1着やそこらのためにアイロンがけしたくなかったから。
自分が楽に家事をできるようにした結果だったけど、理にかなっていたようです。
本の中にも書かれていたけど、
部屋干しすると、確かに服が断然長持ちする!
紫外線と日光の影響が少ないから、当然といえば当然なんですけど。
最後に
洗濯ブラザーズの洗濯術は、本当に効果抜群なのでオススメです!
クリーニング店を営んでいる立場なのに、
「クリーニングに出さなくても良い服はたくさんあるよ!」
「それ、家で洗った方がきれいになるよ!」
「中には約10万円のクリーニング代を節約した人もいるよ!」
って正直に言っちゃうところにも衝撃を受けました。
その筆頭が、Yシャツやスーツ、制服なんですって!
理由は、汚れの性質が水溶性だから。
要するに、汚れの主成分が汗だということですね。
知らなかった…!
学生服、当たり前のようにクリーニングに出してたよ。
汚れ落ちが変わる洗濯術は、まさに一生物の知識!
他にも有益なお洗濯情報が載っている本。
一家に一冊どうでしょう?